Sanbo Academy of Music
- 三宝アカデミー・オブ・ミュージック -

ご挨拶

日本では楽器販売をベースとした音楽教室や、音大生を育てるための教室、コンクール受賞を目標とした教室、そして毎年数多くの音楽大学から輩出されるピアニストたちによる個人音楽教室などが乱立しており混沌としているように思います。

そういった環境の中で本当の意味での音楽教育というのがどうあるべきなのか。

長年の英国生活で感じたのは、音楽が普段の生活の中でとても身近な存在であった事でした。私が勤めていた現地の学校で、幼児音楽教育の一環として学年全員に楽器を習うためのレッスン体制を作ったことがありました。これは決して音楽家を育てるための英才教育ではなく、音楽を通じて子供たちの個性や才能を伸ばしてあげるための情操教育です。

音楽教育というのは単に子供に演奏というスキルを与える事だけではなく、文化そのものに触れる機会を与え、子供たちの可能性を広げてあげることだと思います。そのためには子供たちに質の高い音楽教育が必要です。当アカデミーでは現役プロ演奏家による実践での経験を子供達に伝える教育をコンセプトに、演奏の楽しみ、聴き手との共感性を育むパフォーマンスをピアノレッスンを通じて体験させてあげたいと思っています。

より国際的な人材が必要とされる現代社会に勿論英語等の語学教育も大切ですが、音楽は全世界で通用する共通言語です。その音楽に何よりも必要なのが「個性」そして「表現力」です。音楽を通じた「個性」と「表現力」を育む環境を、ここ「三宝アカデミー・オブ・ミュージック」でプロデュースさせていただきました。

三宝アカデミー・オブ・ミュージック
総合プロデューサー兼クリエイティブ・アドバイザー
Music Inc. 代表 南出卓


プロデューサー&クリエイティブアドバイザー 南出卓
(クリエイター・音楽プロデューサー・作曲家・ピアニスト)

神戸市出身。13歳で渡英。英国王立ウェールズ音楽演劇大学ピアノ科を卒業。大学在学中から地元の母校New College Cardiff(幼・小・中・高一貫の私立進学校)のピアノ講師と音楽部のアシスタントとして、ピアノ講師をはじめ幼児音楽教育プログラムの構築等を行う。またウェールズ日本人補習授業校では中学3年の数学講師として5年間教鞭をとり、課外活動の一環で補習校オーケストラを設立して指導を行う。

2005年に15年の英国生活を経て拠点をアジアに移し、インド交響楽団(ムンバイ)の設立や西カザフスタンフィルハーモニー管弦楽団の運営を現地で行なう。その後日本に拠点を移し英国人作曲家Sir Karl Jenkins率いるAdeimusやLIBERA日本公演のサポート業務を行う。2007年に東京のクラシック音楽事務所の運営を任され、宗次エンジェルヴァイオリンコンクール(名古屋)の企画製作運営や海外著名アーティストのコンサートの企画製作等を行う。2009年に独立し音楽プロダクションMusic Inc.を設立。後に日本最大級の女性だけの弦楽オーケストラとなる Bloom Quartet & Ensemble を東京で結成(その後名古屋と神戸に姉妹アンサンブルを結成)。2011年東日本大震災をうけ福島県郡山市に復興オーケストラ『東北こどもオーケストラ』を人材派遣会社パソナグループと共同結成。その後東北各地で結成された復興オーケストラの先駆けとなる。

生まれ故郷の神戸では、神戸市の要請を受け「神戸市立小磯記念美術館マンスリーコンサート〜絵と音の共演」をはじめ様々な独創的企画をプロデュースする。JR西日本主催ちょこっと関西歴史たび特別企画「神戸旧居留地 Premium Classical Concert」、「こうべ文化まちのコンサート」、兵庫テロワール旅 JR西日本 兵庫デスティネーションキャンペーン特別企画「Terroir de Kobe《灘の日本酒と音楽の宴》ディナーショー」(神戸酒心館)、「盛田味の館《日本酒と音楽のテロワール》」などを数々プロデュース&出演。また社会貢献の一環として神戸市で子宮頸がん予防啓発LOVE49キャンペーン in KOBEの実行委員会委員&イベント総合プロデューサーを務める。その他に母校の英国王立ウェールズ音楽演劇大学(英国カーディフ)のマーケティング主席顧問、英国王立ノーザン音楽院(英国マンチェスター)の日本・韓国代表を歴任。

2021年よりソニー創業者盛田昭夫に多大な影響を受けた方の生の声を集めた映像アーカイブAkio Morita Club の映像制作とナビゲーターを創業家より要請を受けて担当。日本を代表する実業家との対談を行いYoutubeにて配信。2023年に日本外国特派員協会主催「A September Shakespeare Soiree」にピアニスト・作曲家として英語朗読コンサートに出演、約20年ぶりに演奏・作曲活動を再開する。 2024年には同会場にて日本ウェールズ協会主催St David’s Day Reception & Concertにピアニスト・作曲家として、11世紀から伝わるウェールズ幻想物語「Mabinogion」の朗読コンサートの総合プロデュースし、作曲&演奏をする。2024年10月には日本外国特派員協会主催で自身が制作中の新作朗読劇 「William Adams - 三浦按針 - A Voyage Around Blue-Eyed Samurai In Music And Words」の初演が決定。

独創的なコンサートやイベント企画製作だけでなく、映像クリエイターやナビゲーター、アーティストとして国際的な活動を行っている。Music Inc.代表、日本ウェールズ協会委員&音楽監督、日本外国特派員協会名誉会員。

オフィシャルサイト: https://sGuru.jp